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トランプのいかさま
我が国では、マージャンや花札、さいころなどのいかさまについてはよく知られているが、トランプのいかさまを知っている人は少ない。
欧米では、本場だけあって、ありとあらゆるいかさまとその見破り方が研究されている。
まずトランプ自体だがあらかじめつくられたものとしては7以下の札の横幅を中央でやや広く、端でややせまく裁断したもの(札をカットする際真ん中を持てば低い、札端を持てば高い札がかならず出る)、裏側の模様に気付かれない程度の印をつけたものなどがある。
裏柄の外枠にかすかににじみやかすれをつけてその位置によって札の内容を示したものがある。
簡単な例では13枚の花弁を持つ花を4つわずかなかすれを違えて印刷すれば、ハート、スペード、ダイヤ、クローバーの4種類でA(エース)からK(キング)までの13枚のすべてのカードの数字を表現できるわけだ。
ありとあらゆるいかさまトランプが欧米では堂々と販売されており、年間売り上げも100万組に及ぶということだ。
普通のトランプに印をつけることもある。
爪で印を付け四辺でハート、スペード、ダイヤ、クローバーの区別、印の位置で数の大きさを表したり、目立たない色で印をつけたり、針でついて手触りでわかるようにしたりもできる。
指先のテクニックによるいかさまはたくさんあるが、なかには絶対に見破れない神業のような技術を持った人もいる。
マージャンの積み込みのように必要な札が自分のところに来るように札を混ぜたり、極端な場合ははじめから全部の札の順番を組み込んでおくこともある。
この際、札をまぜているように見せて、実はまったく切れていないという「フォールス・シャッフル」のテクニックが必要だ。
カットさせたのを元に戻したり、自分の望むところをカットさせることもできる。
手の甲に何枚か札を隠してすりかえるのは序の口で、洋服の袖口に札を隠し持つための特殊な機械まで売り出されている。
あまり札さばきのうまい人とは勝負しない方が無難だ。
この話は昭和40年頃の話ですので、それから約40年経った今はいろいろと状況が変わっているでしょうね。
肉まん父さんも、昔は「トランプ手品」に挑戦したときもありましたよ(ニコッ)。
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