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自殺
ある若い二人が四国で自殺しました。
何年か前に、
「ある雨の朝、見知らぬ街で自ら命を終えたと・・・」
という歌がありましたが、その通りの出来事です。
理由は、それぞれの家から結婚を認められなかったからです。
いわゆる「駆け落ち(かけおち)」というものです。
「平成」という今の時代ならば考えられないことかもしれませんが、
「大正」という時代に産まれた若い二人は、第二次世界大戦の
前後に、手に手を取り合って、本州からはなれ、海を渡って
四国地方にでかけたのです。
そこで、どのような会話があり、どのような行動があったのかは
私にはわかりません。
ただ、地元の警察から連絡があったときには、
すでに二人は天国に召されていたのです。
若いあなたには、わからないかもしれませんが、
昔は、「家柄」という古い因習にしばられて、
結婚もできないことがあったのです。
いわゆる、今で言う「差別」だと私は思っています。
今、私の親戚は5世代にわたり、どんどん増えていき、
とてもめでたいことなのですが、そのなかには、
この二人のような最後をとげた私の叔父(おじ)や叔母(おば)も
いるのだということを、私は忘れないでおきたいと思います。
これも、「昭和」という時代の出来事でした。
少しずつコンテンツ(中身)を増やしていきたいと思います。
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