灰色金利(撤廃前倒しの意見も)

灰色金利 灰色金利　撤廃前倒しの意見も 　 自民党は、六日、党本部で貸金業に関する関係合同部会を開き、政府が五日に示した貸金業規制強化案について議論した。 　 　 会合では、出資法の上限金利と利息制限法の上限に挟まれた「灰色金利」撤廃を法施行三年後とする案について、「短くしたい」(金融調査会幹部)とする意見が出され、調整することになった。 　 政府案は、経過措置として �@改正関連法施行を公布一年後 �A灰色金利撤廃を施行三年後 �B撤廃後に導入する特例金利(28%)は最長五年ーという内容。 出席者によると、特例金利を少額・短期融資に限り導入する案に反対があったものの、容認が大勢を占めたもようだ。 　 しかし、公布から特例廃止まで計九年かかるため、長いとの指摘があった。 これに対し、特例期間の短縮を求める意見が浮上したが、業者に特例金利導入に必要なシステム対応の設備投資を強いるため大幅短縮は困難とされ、灰色金利の撤廃時期を前倒しできるかどうかについて検討する見通しとなった。 　 　 同党は、今秋の臨時国会への改正関連法案提出を目指し、七日の会合で意見集約を図る方針だ。 　 2006年９月７日　神戸新聞朝刊８頁 「ゼロからお金を貯めよう(HOME)」に戻る 「人気blogランキング」に戻る