500万人(香港ディズニーランド)

五百万人 入場者　目標に達せず 香港ディズニーランド１周年 【香港12日共同】 　 中国初として地元の期待を集めた香港ディズニーランドが十二日、開園一年を迎えた。 施設の手狭さやスタッフの経験不足などが批判され、年間入場者は約五百万人と目標の五百六十万人に達せず、戦略見直しは必至だ。 　 降雨の合間を縫って開かれたこの日の記念式典後、ビル・アーネスト経営責任者は「中国本土での宣伝活動に今後さらに力を入れる。 入場者はさらに増えるだろう」と述べ、二年目以降への自信を示した。 　 しかし状況はそれほど楽観視できない。 約五百万人のうち、無料招待や値引きチケットを除く正規料金(平日で大人二百九十五香港�j＝約四千五百円)での入場者は「三百〜四百万人」(大学教授)とみられる。 　 地元経済への波及効果も「予想を下回った」との声が支配的。 香港政府が株式の57%を所有するが、運営に当たるディズニーが詳細な業績を公表しないことへの反発も強い。 　 香港紙、蘋果日報の最近の世論調査によると、十点満点の評価の平均は約四点。 改善すべき点として五割以上が「施設が狭くアトラクションが少ない」と回答、ディズニーが「世界一安い」とする入場料も「高すぎる」との指摘が多かった。 　 入場者の半分を占める中国本土客をいかに増やせるかが今後の集客の鍵となっている。 　2006年９月13日　神戸新聞朝刊７頁 「ゼロからお金を貯めよう(HOME)」に戻る 「人気blogランキング」に戻る